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大谷良孝村長(前列中央)を囲んで宮川玉城氏(前列右=1965年卒)ら同郷の士が揃う。 |
郷人会に参加する楽しみは、同郷人との懇親である事は 言うまでもないが、加えて、郷里の最新情報を、間近に聞く ふるさと交流会でもある。今年の東京弥彦村人会には、弥彦村商工会
観光協会・JA越後中央役員や、弥彦中学校長、同窓会長が来賓出席。 圧巻は大谷良孝・村長挨拶の中の、弥彦村近未来像のくだりであった。
「我が弥彦村は無意味に合併する必要は全くありません」と胸を張る。 主軸である観光・温泉事業、1000人規模の人口増計画対応宅地開発、 行政機関人員の削減などで、ふるさと弥彦発展への道を具現しながら
長年の村財政を圧迫していた、弥彦競輪事業による収益黒字転換化が 現実のものとなる事を披露した。 弥彦村は、競輪場所有者の(株)やひこドリームに対して、借上権料を
毎年数億円支払っていたが、この度無償譲渡で所有権が弥彦村へ移動し 競輪場使用料支払いの必要が無くなったのである。 所有者への、場外車券売り場権とのバーター手法で実現した経緯も説明。2003年1月、無投票当選で就任し、精力的な活躍が目立つ大谷良孝氏は
同郷の水沢幹子(旧姓)さん(巻高・1976年卒)を伴侶に、益々奮闘する姿が頼もしい。 |