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平成20年夏 第83回 東京支部同総会スケッチ |
文中一部敬称略 | |||||||
例年7月は、新潟支部・東京支部そして巻本部の各地で、巻高同窓会が開催される月である。 ここで来賓を代表し、石田三夫・本部同窓会長、斉藤清・校長並びに山下勝三・新潟副支部長から挨拶があった。石田氏は、校舎全面改築に協力を呼びかけ、斉藤校長は、巻高の現状紹介をされ藤田氏は、財界側からみた将来の北陸新幹線を見据え。新潟県の取り組むべき近未来構想を話された。
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特別記念講話 「心のアルバム・長寿秘訣」 | ||
講演の中で、演目である長寿の秘訣を「社会の出来事に関心を持つことを忘れないように、テレビの前に座ることを大切にしているが見る時間を区切り、屋外に出て体をほぐし、特に足腰を鍛えることを自分に課し、毎日1時間位は歩くように心掛けている」と語ってくれた。 特にこの源となっているのが、旧制中学校時代の教練、部活そして東亜同文書院(上海)時代の歩行実習など、いづれも青少年期に、半ば強制的ながらも、自分で積極的に体を鍛えたからだろうと振りかえられた。安沢さんの一日を聞いたところ起床は午前7時ころ、朝食を済ますと新聞(朝日)に目を通し午前中はゆったり過ごすことにし、以前描いたスケッチブックを開き、再び筆を握る楽しみもある。昼食後はテレビを見るがこれから秋になると、一段と忙しくなるそうである。 自分が講師をしている都内の墨絵道場で、塾生の書いた作品を12月の書壇院展に出展させるため、その指導に時間を費やし、自らも毎年大作を制作し、出品しているので時間が足りない。 夜の晩酌は日本酒・ビールとその日の気分で選ぶことにしておりこれも欠かすことのできない愉しみであるとの事であった。 東京支部には安沢さんと同期の、関根五郎さん(小金井市在住)も御健在であり、お二人揃っての同窓会参加を切望中である。 |
第2部・懇親会スケッチ | ||
総会終了後、第2部の懇親会場へと全員が移動し、橋本寛二(38年・寺泊)の司会進行により開会。
青木重善氏(29年・野積)の弁舌は今年も健在だった。 |
粋な和服を羽織り参席してくれたのは、中原道夫(45年・岩室)である。 11年目を迎えた俳句甲子園に、巻高を呼び込んでくれた名士は、豪快人に尽きる。今夏(8月15日〜17日)の全国大会で、どんな審査委員長ぶりを発揮してくれるか楽しみである。 |
08年度・サッカーJリーグは、開幕当初3連敗のあと2試合を引き分けるなど、気をもませたアルビレックス新潟であったが、最近は快進撃を続けている。 |
同窓会における校歌・応援歌の熱唱はつきものである司会者が、恩師特別会員の西田光信先生を指名するとさっそうと御登壇され、歯切れ良い発声で指揮をとり、男女合わせて約30人の同窓生が一緒の壇上に終結。BGMなしで高らかに吟詠された。 |
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先生は、安沢隆雄さんの講演の中で、常日頃の健康維持のために、長老が披露してくれた諸訓を振り返りながら、「長年不養生が続く自分は大いに反省の毎日だよ」と話しておられたが中原道夫氏とロビーで何やら言葉を交わすお姿は、間もなく八十路とは、とても見えない恰幅であった。 |
何といっても、近年にない出席者の数と元気者が集う話題の多さがそうさせたのであろう。 テーブル談笑とスピーチ合戦、カラオケと進行し、やがて終宴を迎え万歳三唱となった。 「巻高等学校バンザーイ」の余韻が残る大ホールで棚橋かう(29年・分水)が閉会の言葉を述べ今度は支部の新年会(1月)にも是非ご出席下さいと御案内しながら、第83回大会をお開き、と思ったらフィナーレに写真撮影となり、渋木久弥氏の発案でテーブルを移動してスペースを確保し、五重の人垣を作って、やっとの事で全員が集合写真に収まった。 |
平成20年度大会・卒業年度別・参加者集計(東京支部会員のみ) | |||||
卒業年度 | 参加者数 | 卒業年度 | 参加者数 | ||
男性 | 女性 | 男性 | 女性 | ||
大正13年 | 1 | 昭和30年 | 2 | 1 | |
昭和15年 | 1 | 31年 | 6 | 3 | |
16年 | 1 | 32年 | 1 | 1 | |
19年 | 1 | 33年 | 3 | 3 | |
合計 | 3 | 1 | 34年 | 11 | 5 |
35年 | 1 | ||||
36年 | |||||
卒業年度 | 参加者数 | 37年 | 1 | ||
男性 | 女性 | 38年 | 1 | ||
昭和20年 | 39年 | 3 | |||
21年 | 合計 | 28 | 14 | ||
22年 | 1 | ||||
23年 | 1 | 卒業年度 | 参加者数 | ||
24年 | 1 | 男性 | 女性 | ||
25年 | 昭和40年 | 2 | 3 | ||
26年 | 1 | 1 | 41年 | 2 | |
27年 | 6 | 42年 | 1 | ||
28年 | 2 | 43年 | 1 | ||
29年 | 6 | 1 | 44年 | 1 | 2 |
合計 | 16 | 4 | 45年 | 4 | |
49年 | 2 | ||||
合計 | 13 | 5 |
東京支部同窓会の大会開催案内は、800通近い案内書を、役員たちが手分けして送付するが、返信率は約3割、参加者は毎回約一割以下である。 同年代が集う同期会やOB会のように、気軽に参加できる環境にしたいと中川支部長は呼びかけている。 |
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