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全国高等学校バレーボール選抜優勝大会 炸裂・増井 翔のスパイク その3 |
壮絶な第2セット |
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このセットは落とせない、選手皆がそう思っている。幸いにも期待した展開となった。松阪工業の動きがおかしい、岩佐監督が作戦タイムを取る。 巻高は序盤から積極的に攻撃し有利な試合展開である。 だがリードしながらも10点を取ったあたりから、トップギアになった松阪工業の追い上げを必死に防戦、18時46分 遂に13対13の同点。割れんばかりの大声援・スポーツ観戦の「声援」でなく、死闘を演じる両者のぶつかりに合い対する「叫び」となっていた。 増井翔が動いた。松阪工業を突き放した。直後に松阪工業も点を奪う。この状態が実に延々・延々と20分も続く大死闘である。 24対24になってからマッチポイントサーブ権が2桁も続いたが19時05分ついに松阪工業2点連取、死闘は終了した。一瞬静寂の後、仲間・応援団・父兄・OB・同窓生から健闘をたたえる賞賛の拍手が鳴り止まなかった。水入り・引き分けのない勝負の冷酷さを感じさせる。 |
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これまで何回も勝利しているので、代々木体育館でも手馴れた応援での声援だったが同点からこれが叫びに変わった。 | ダンディーなOB鷲尾正行氏(左)竹内治郎氏も、「実によい試合だったなあ」と後輩を褒め称えた。共に昭和27年卒業の同窓生である。 |
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私の家族は孫の代まで巻高校出身よと山賀一輝選手のファミリー一族も大声援。 | 会場内でこの巻高応援ハッピを見ていた他校の先生に質問された「あれは越後・長岡の話しではなかったのかい」と。提供元の話をしたら納得してくれた。 | 最後まで諦めずによくやったねと、お父さんお母さんの顔になっていた。 |
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