第5号
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活躍するOB(昭和45年卒) メンバーズパブ経営 大久保雅士さん 東京・新宿歌舞伎町は日本を代表する歓楽・繁華街である。 昼夜老若男女そして国籍を問わず年中多くの人たちで賑わう街だ。 この街は目的意識が有ればある程その魅力に取り付かれてしまう。 映画館・劇場・ライブそして歓楽飲食街へと人々が足を運ぶ。 歌舞伎町の価値と品位は、視点を変えて見るとこの街を構成する、それぞれの経営者の個性と持ち味に依存する部分が大きい。 |
トレードマークの赤いベストがよく似合う大久保さんは、どんな時でも常に笑顔を絶やさない浦浜育ちである。楽しく飲んで歌が大好きな自分にはこの商売こそ天職だと店をオープンして11年が経過する。 巻高時代は体操部に在籍し監督は本間先生だった。部活で一緒に汗を流した仲間達との絆は強く、それぞれ企業戦士・中学教師・自営業など職種多様で活躍中だが、彼らとのコミュニケーションが途絶える事は無い。 オーナーの奥さんは「昴」経営の名パートナーである。「お互い持ちつ持たれつの関係です」と謙虚であるが、今日もお店を鮮やかにてきぱきと切盛りするのである。 同窓会東京支部御席 「ここは巻高同窓生にとって憩いのスペース」と棚橋かう副支部長(中央)、中原克義幹事長(右)も次々と披露される会員の唄に思わず聴き入ってしまう。 時折り訪れおしゃべりをし情報交換の場として利用している。同窓生の笑顔が絶える事なく時間がすぎてしまう。 |
この歌舞伎町で会員制スナックを経営している大久保雅士さんは昭和45年卒業の巻高OBである。この商売をやるなら最高の立地条件でと、繁華街新宿の中心地、歌舞伎町1丁目コマ劇場のとなりで店を構えている。ホワイトパールに輝く明るい外装のビル3階がオーナー大久保さんの城である。 店内は程よい曲線でレイアウトされており、勤め帰りのビジネスマンや、都庁関係のお馴染みさんなどの憩いの場として、それぞれがゆったりとした時をすごしている。昔の部活仲間や45年度卒業の同期生も何かとここ「昴」へと皆の足が向かうようだ。 大久保さんは物理の先生も顔負けする程音質分析に詳しい。こだわりの音を生み出す音響装置はここの宝である。 店名「昴(すばる)」はオーナーがファンだった谷村新司の代表作で、自らも良く唄っていたこの曲にちなんで命名した。カラオケになると唄う人とそのジャンルに合わせ、音質・波長をさりげなく調整し、聴き手と歌い手が同時に寛げるようなこだわりの工夫をしている事に気が付いている者はまだいないようである。全てが自然体の証拠であろう。おしゃべりをし情報交換の場として利用している。同窓生の笑顔が絶える事なく時間がすぎてしまう。 (掲載スナップは東京支部新年会の2次会風景より) |
「歌舞伎町ふる里祭り」に巻町も参加 |
歌舞伎町は不夜城の如くである。強烈なネオンでイメージが固定する。しかし商店街振興組合は、多彩な企画を運営しもう一つの歌舞伎町をクリエイトしている。 |
ここの商店街は訪れるお客さんの「ふるさと」を大切にしてくれる街である。 その代表的なイベントとしての「歌舞伎町・ふる里祭り」は恒例の年中行事となった。 昨年の秋には7回目の参加となる巻の勇壮な「越王太鼓」連中が祭りを盛り上げ、巻町の物産即売会も近くのホテル前で開催するなど、巻町と新宿・歌舞伎町とのつながりも深い。 |
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「巻タリアンニュース」は巻高校OB生をつなぐネットワーク新聞です。情報をお寄せ下さい。 送付先:東京・蒲田郵便局私書箱62号(主宰)橋本寛二 |
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