第9号その2
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同窓会のクライマックス 先輩から 受け継ぐ校歌は永遠である |
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「さあ皆さんご一緒に」と西田光信先生(右から2人目)は、持ち前の美声で校歌合唱の音頭取り。壇上には教え子も応援サポート。会場は盛り上がり, 「校歌」「若人」「桜花」と合唱は終わらない。遥か昔に校歌を作詞した、糸魚川出身の粋人・相馬御風の拍手が聞こえてきそうである。 |
皆さんの熱気と美声に負けじと、壇上では河合種松先生も一緒に「越の国原渺茫と…」。年期の入った歌声は、いつ聴いても素晴らしい。 |
「伝統ある手拍子」披露される | ||
賑やかな合唱が終わるや、藤田勇次郎顧問が「応援団の手拍子も忘れちゃいけねえよ」と呼びかけ、坂田毅・後援会長らも壇上へ。 「はて、ああだったか、こうだったか」 「いや、そうらねこて、こうらこてね」と掛け声と手拍子が、合わないからもう一度。繰り返しても、また合わない。思い出すしぐさに大声援。100人近い場内の観衆は、爆笑の渦と化し最高調に。 |
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藤田勇次郎氏(中央)の「巻高手拍子」に大爆笑 | 1番・2番・3番とフルコーラスが続く西田先生のマイクは疲れを知らない。 | 旧制女学校組も場内の盛り上がりに終始にこやか。学校が高校に統合後も、校歌は2番で残っている。 |
元巻高体操部OB,、小林信也氏(45年卒)は、「壇上バク転」を、同窓会名物の演目として定着させた。狭い壇上での空中演技は、テーブル席の箸の動きを一瞬だけ止めてしまう。「空中の舞い」が見事成功し、一斉に拍手を浴びた。 会場の瞳が、全員小林氏に向けられているのが写真を拡大してよく分かった。 |
国際マジック連盟公認 小旭斉天弘のワザ冴える | |
関西支部長・朝倉弘文氏はマジシャンでもある。得意の技が冴え渡り、今年も健在であった。小技・大技を取り入れ、観衆をひきつける。 朝倉弘文氏(昭和7年卒)は、約500年前の、戦国武将「朝倉義景」の末裔である。朝倉家5代目となる朝倉義景(1533-1573)は、文武を重んじた武将として、歴史書に残されている。この血統は、正に継承されたのであろう。先刻、一括入魂のご祝辞からの変わり身が、たまらない魅力を呈する関西支部長でもある。 |
← 中川一東京支部長(右)もマジックに堪能、石田三夫同窓会長も思わずにっこり。 |
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→ 坂田後援会長を検証人にしての 得意の紐芸を披露 |
サッカー アルビレックス新潟 J1昇格へ一直線 | |
反町康治監督率いるアルビレックス新潟は、ブラジル出身の名FWマルクスが得点王(7月26日現在)として活躍するなど、J2で快進撃を続けている、J2「アルビレックス新潟」は2004年度のJ1昇格最前線に位置しており、関係者も熱が入る。 このチームの新潟後援会で、統括本部長をしている同窓生、片野豊秀氏(45年卒)が、特別PRのため支部総会に出席し、東京支部会員の応援要請と、後援会入会の案内説明をした。 「首都圏在住の皆さんも、アルビレックス新潟の後援会に入り、新潟県の地元チームを是非応援して欲しい」と語っていた。 |
74年2月24日当時の大沢孝司さんについて大沢昭一氏が状況説明 巻高同窓生・大沢孝司さん(40年卒)は、拉致疑惑特定失踪者の一人として公表されている。 実兄である大沢昭一氏(写真左)が、当時、佐渡農地事務所に勤務していた弟、孝司さんの行動記録など、詳細な説明をした。 昭一氏の同期生、29年卒の登石正中氏(写真右)は、早期発見の支援を呼びかけ、カンパを募ったところ、会場内での支援金7万2千円が集まり、大沢氏に手渡され、同氏より鄭重なる謝辞があった。 |
平成16年度 東京支部の行事日程決まる 今年も大いに盛り上がった、巻高同窓会・東京支部総会のイベントもそろそろ、フィナーレを迎えようとしている。 渡邉靖也先生が登壇し、会場内割れんばかりの、万歳三唱、棚橋かう副支部長による、閉会の挨拶で、来年の再会を約束し、楽しい集いをお開きとした。
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