巻タリアンニュース 第3号
全国高等学校バレーボール選抜優勝大会
炸裂・増井 翔のスパイク その4

感動をありがとう
全国大会への道のりと監督
春高バレー県予選大会は全試合ともストレート勝ちであった。田野監督率いる巻高校バレー部の練習時間凝縮方式は功を奏した。強豪・優勝候補・スーパースターと前評判がどんなであろうと、スポーツの勝敗は戦うその瞬間の状態が万全でないと満足すべき結果が残せない。観衆はこのトーナメントの醍醐味に酔いしれる。選手達に日頃の体調を厳しく管理させ、コート以外においても不慮に対する予防を心掛けさせ実施して来たと言う田野セオリー。実は自らの経験に基づいての哲学であった。
第34回春高バレー出場
巻高校男子チーム
氏名 出身中学
白井瑛一 巻西
皆川荘太 吉田
増井 翔 巻西
田村安弘
山賀一輝 巻西
加藤 泰 吉田
磯本浩史 巻西
土田吉朗 吉田
丸山秋宏
本間克敬 巻西
長谷川卓矢 巻西
込山雄一郎 寺泊
池田光佑
小野拓也 坂井輪
小越亮太 寺泊
藤井大輔 白根第一
マネージャー
吉川佳緒理 燕 
江部千恵子 燕 
金川奈津紀 岩室

春高バレー県予選成績
1回戦 巻高校 2−0 新発田南
2回戦 巻高校 2−0 高田北城
3回戦 巻高校 2−0 糸魚川
準決勝 巻高校 2−0 高田工業
決勝戦 巻高校 3−0 東京学館新潟
活躍する巻高校OB監督
新潟県の高校男子バレー部監督は巻高校同窓生全盛である。
春高県予選の決勝戦での東京学館新潟(石山雅一監督)、準決勝戦の高田工業(田中純一監督)と今年も巻高校OBは健在だ。巻高バレー部と戦い お互いの選手にとって刺激向上の源だったと指導暦27年のベテラン監督・新発田中央高校の斎藤晴夫監督は、新潟県内上位四校の内唯一巻高OB以外の監督としてこれまでに経験した何回かの巻高校との対戦を振り返る。

後輩諸君・いい試合だったね
松永彬さん(写真左)はバレー部で活躍した昭和25年卒業の巻高校2回生である。後輩の戦い振りに大感激であった。
時代は終戦直後の今から50年以上前の話になる。「横文字なんぞとんでもない」と言われていた頃で、バレーこと「排球部」の草創期に活躍した大先輩で、一緒の排球部で過ごした友情の絆は消えるどころか半世紀以上経過した今でも何ら変わることがなく、多忙な社長業の傍ら時たま排球部仲間と越後銘酒で乾杯しながら当時の思い出話に花を咲かせている。
同窓会東京支部の中川一(はじめ)支部長(左から3人目)は、巻高校の全国大会出場が決定するや否や多くの会員に応援をよびかけ、この日も役員らと共に駆けつけ母校後輩達の勇姿を熱心に声援していた。

春高バレー巻高校男子出場全記録
1977年(第8回大会)
  1回戦 巻高校 0−2 弘前工業(青森)
1985年(第16回大会)
  1回戦 巻高校 2−1 宇部商業(山口)
  2回戦 巻高校 0−2 深谷(埼玉)
1986年(第17回大会)
  1回戦 巻高校 0−2 東海大四(北海道)
1989年(第20回大会)
  1回戦 巻高校 2−0 近江(滋賀)
  2回戦 巻高校 2−0 帯広農業(北海道)
  3回戦 巻高校 2−1 日川(山梨)
  準々決勝 巻高校 0−2 足利工大附(栃木)
2002年(第33回大会)
  1回戦 巻高校 0−2 相馬(福島)
2003年(第34回大会)
  1回戦 巻高校 0−2 松阪工業(三重)
    第1セット 23−25  
    第2セット 29−31  


来年も巻高等学校の旗を
国立代々木第一体育館へ




皆様ご声援有難う御座いました
巻高校男子バレー部監督
田野克之


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